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『人魚伝説』

『人魚伝説』(池田敏春)

水中銃で撃たれた時も 白都真理と江藤潤は命綱で結ばれており、流れる彼の死体が彼女を救ったとも言えるのだが、清水健太郎の部下たちに海に投げ捨てられた時も、彼の死体が彼女を救う。ヤクザの様な男に殺されそうになる際も、彼女がタオルで首を絞める力は命綱を引く力で養ったものだ。

全身血だらけで、銛で大量殺戮をした後に「いくら殺しても悪い奴が次から次へと出てくる。あんた殺したの誰なん。あんたー、あんたー」と叫び、嵐を呼び、機動隊を吹き飛ばす白都真理は巫女であるかのようである。