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リフレ派はバカ?

「教科書通りいかない」日銀総裁、金融政策の難しさ吐露

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC06H2J_W7A500C1000000/

「(経済学の)教科書を文字通り適用できない」。

「日本は円安でも輸出が大幅に増えなくなった」。

日銀総裁を丸3年以上務めて分かったことがこんなことだというのか。

そもそも。

日本経済は、バブル崩壊後から続く失われた20年のデフレの時代に金融政策も財政政策も機能しない事態を迎えていたのであって、この深刻化する戦後資本主義の機能不全に対しどういう政策が必要かの課題はずっと問われ続けていたのではなかったのか。

日銀総裁が、近代経済学の教科書に処方箋を見出すことはもはやできない現実と、グローバル化の進展で日本の貿易収支が為替に関係なく縮小していた事実を知らないでいたとしたら、本当に驚きだ。

総額200兆円を優に超える異次元の金融緩和が、勤労世帯の賃金に全く反映しない中、「直ぐにでも実現できる」と豪語していたインフレターゲットは破たんし、ゼロ金利政策は国内の産業活動が沈滞したままにある実態を証明しただけで、何も「事件」は起きないままだ。

安倍晋三はリフレ派の苦悩をよそに「アベノミクスは成功した」と大はしゃぎでいるが、手の施しようのない大バカはほっとくとしても、経済政策の中枢にいる日本の経済界の頭脳のマヒぶりには、暗澹とせざるを得ない。

この世の中がつまらないという気分がますます増す(←これ、洒落w)。